28日の株式相場見通し=大幅反発か、米株高受け2万9000円台うかがう展開も

市況
2021年12月28日 8時00分

28日の東京株式市場は、リスクを取る動きが優勢となり日経平均株価は3日ぶり反発に転じる公算が大きい。3連休明けとなった前日の米国株市場は、米経済の回復期待を背景に景気敏感株やハイテク株など幅広いセクターに買いが流入した。NYダウやナスダック総合株価指数、S&P500指数の主要株指数が揃って上昇し、S&P500指数は連日で史上最高値を更新した。これを受けて東京市場でも主力株をはじめ広範囲に上値を指向する銘柄が多くなりそうだ。新型コロナウイルスのオミクロン株感染拡大に対する警戒感は依然として拭えないものの、国内企業のファンダメンタルズに目を向ければ業績内容は良好なものが多く、好業績株を中心に改めて見直し買いの動きが想定される。米国では半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が史上最高値を更新しており、東京市場でも半導体セクターに投資資金が集まりやすく、全体相場を牽引する形となりそうだ。日経平均はフシ目の2万9000円台をうかがう場面も想定される。

27日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比351ドル82セント高の3万6302ドル38セントと4日続伸。ナスダック総合株価指数は同217.888ポイント高の1万5871.262だった。

日程面では、きょうは11月の有効求人倍率・失業率、11月の鉱工業生産指数速報値など。海外では10月の米S&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数など。なお、英国、オーストラリア、ニュージーランドの各市場は休場となる。

出所:MINKABU PRESS

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