カネカは3日ぶりに反発、オミクロン株とデルタ株を同時に識別可能なPCR検査キットを発売へ
カネカ<4118>は3日ぶりに反発。同社は27日取引終了後、新型コロナウイルスのオミクロン株とデルタ株を同時に識別可能なリアルタイムPCR検査キットとして、「KANEKA RT-PCR Kit“SARS-CoV-2(Omicron/Delta)”」を22年1月7日に発売すると発表した。
希望小売価格は税込み12万1000円(検査100回分)。カネカの遺伝子検査関連の技術を活用して開発した独自の試薬を用いており、オミクロン株に特徴的なスパイク蛋白質の2カ所の変異(E484A、N856K)と、デルタ株に特徴的な変異(L452R)を検出することで、オミクロン株、デルタ株を同時に識別する。オミクロン株の2カ所の変異を検出することによって、より高精度の検出が可能としている。
最終更新日:2021年12月28日 10時48分