メドレックスが3日続落、21年12月期業績予想を下方修正
メドレックス<4586>が3日続落している。27日の取引終了後、21年12月期の連結業績予想について、売上高を2億2800万円から800万円(前期比93.0%減)へ、営業損益を8億6600万円の赤字から10億8600万円の赤字(前期11億3000万円の赤字)へ、最終損益を8億8100万円の赤字から11億100万円の赤字(同11億1400万円の赤字)へ下方修正したことが嫌気されている。
CPN-101(MRX-4TZT)のライセンス先であるシプラ・テクノロジーズ社からのマイルストン収入200万ドルの計上を予定していたが、シプラ社との間で今後の開発の進め方について協議を続けており、今期中には第2相臨床試験開始に関連したマイルストン条項の達成は見込めないと判断したという。
同時に、日本医療研究開発機構(AMED)の21年度創薬基盤推進事業に採択された研究開発課題「イオン液体を用いた中分子医薬品(ペプチド・核酸)の非侵襲的経皮・経腸吸収促進技術の確立」に関して、徳島大学との間で再委託研究開発契約に調印したと発表した。