仮想通貨関連株の下げ目立つ ビットコインの売り加速で=米国株個別
コインベース<COIN>やマラソンデジタル<MARA>など、きょうの米株式市場は仮想通貨関連株の下げが目立っている。仮想通貨市場でビットコインが4万7000ドル台まで下げを加速させていることが要因。仮想通貨下落は機関投資家の売りが背景にあるとの声も出ている。FRBの利上げなど、各国中銀がインフレ抑制に舵を切り始める中で、ビットコインをインフレヘッジとみなしている投資家にとっては今後、魅力が低下する可能性があるという。
今年も仮想通貨は好調な年だったが、一部の投資家などは遅れてパーティーに参加しており、その場合はさほど利益は挙がっていないとの声も聞かれる。一部は損失を被っている可能性もあり、それらの投資家は仮想通貨の持ち分を少し減らして、株式などの他のエクスポージャーを増やす可能性があるとも指摘した。
(NY時間14:18)
コインベース<COIN> 262.88(-17.39 -6.20%)
マラソン・デジタル<MARA> 34.66(-4.74 -12.03%)
ライオット<RIOT> 23.35(-2.51 -9.69%)
マイクロストラテジー<MSTR> 564.62(-43.66 -7.18%)
ビット・デジタル<BTBT> 6.28(-0.65 -9.38%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美