大泉製は切り返し急、業績増額余地と株式需給面での買い戻し圧力が株高演出

材料
2021年12月30日 13時23分

大泉製作所<6618>は3日ぶりに大幅高で切り返しており、27日につけた戻り高値1120円奪回をうかがう動きとなっている。車載用やエアコン用を中心にサーミスタセンサーを主力展開しており、電気自動車(EV)向けでも着実に実績を重ね、今後の需要開拓に期待が大きい。高速通信規格5Gの普及が進むなか、改めて通信向けエレメント関連の受注獲得にも期待がかかる。半導体向け真空シールの世界トップメーカーで中国向け実績が高いフェローテックホールディングス<6890>が筆頭株主となったことによる業容拡大効果も見込まれている。22年3月期営業利益は前期比75%増の5億5000万円予想と急拡大を見込むが、中間期の同利益が4億円で着地していることから、通期も更なる上振れが期待できる状況にある。株式需給面では直近、証券会社を経由した貸株調達による空売り残高が大幅に増加していることで、その買い戻し圧力も働いている。

出所:MINKABU PRESS

最終更新日:2021年12月30日 13時23分

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.