セールスフォースが下落 アナリストが投資判断を「中立」に引き下げ=米国株個別
セールスフォース<CRM>が下落しており、ダウ平均を圧迫している。アナリストが投資判断を「中立」に引き下げた。2022年の同社の成長が予想以上に鈍化する可能性を指摘。同社の顧客企業は、IT投資を20年から21年にかけて前倒しで実施しており、今年はその反動が出ることが警戒されるという。
20社超のセールスフォースの大口顧客の幹部からの聞き取り調査から、2022年の成長は利益の改善以上に鈍化する可能性があるとしている。また、買収したミュールソフトの成長鈍化に関して大口顧客は、同社が数カ月以内に軌道修正できるとは指摘しておらず、回復には1、2四半期よりも長くかかる可能性を示唆しているという。
(NY時間10:38)
セールスフォース<CRM> 234.49(-13.74 -5.54%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美