ベッド・バスが大幅高 冴えない決算も粗利益率の高さに着目=米国株個別

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2022年1月7日 0時00分

日用品販売のベッド・バス&ビヨンド<BBBY>が大幅高。取引開始前に9-11月期決算(第3四半期)を発表しており、既存店売上高が予想以上の減収となったほか、1株損益が予想外の赤字で、売上高も予想を下回った。ガイダンスについても、全体的に予想を下回る見通しを示している。

同社のトリトンCEOは声明で「インフレの急激な上昇と、広範囲に渡る貨物およびサプライチェーンの逆風に対応し、販売価格の設定やプロモーション最適化、製品構成計画を迅速に実施した」と述べた。

決算発表直後は時間外で株価は大幅安となったものの、売りが一巡すると買い戻しも出てプラス圏で推移している。決算は冴えない内容だったものの、第3四半期の粗利益率が35.9%と予想(34.3%)を上回ったことに敏感に反応している模様。

(9-11月・第3四半期)

・既存店売上高:-7.0%(予想:-1.4%)

・1株損益(調整後):-0.25ドル(予想:0.0ドル)

・売上高:18.8億ドル(予想:19.5億ドル)

・粗利益率(調整後):35.9%(予想:34.3%)

・EBITDA(調整後):0.41億ドル(予想:0.77億ドル)

(12-2月・第4四半期見通し)

・1株利益(調整後):0.0~0.15ドル(予想:0.70ドル)

・売上高:約21億ドル(予想:22.6億ドル)

・粗利益率(調整後):32.5~33.0%(予想:33.7%)

・EBITDA(調整後):0.80~1.00億ドル(予想:1.63億ドル)

(通期見通し)

・1株利益(調整後):0.0~0.15ドル(予想:0.70ドル)

・売上高:79億ドル(従来:81~83億ドル)(予想:81.4億ドル)

・粗利益率(調整後):34.0~34.5%(従来:34~35%)(予想:34.2%)

・EBITDA(調整後):2.9~3.1億ドル(従来:4.25~4.65億ドル)(予想:4.19億ドル)

(NY時間09:47)

ベッド・バス<BBBY> 15.05(+1.69 +12.61%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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