本日注目すべき【好決算】銘柄 ネクステージ、シーズメン、C&R (6日大引け後 発表分)

注目
2022年1月7日 7時01分

6日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

ネクステージ <3186>   ★今期経常は28%増で8期連続最高益、6円増配へ

◆21年11月期の連結経常利益は前の期比2.1倍の133億円に急拡大して着地。続く22年11月期も前期比28.5%増の172億円に伸び、8期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。今期は総合店と買取併設店を中心に通期56店舗の出店(前期は38店舗)を計画し、20.2%の大幅増収を見込む。

同時に、今期の年間配当は前期比6円増の21円に増配する方針とした。

併せて、24年11月期に経常利益297億円を目指す中期経営計画を発表。

シーズメン <3083> [JQ]  ★3-11月期(3Q累計)最終は黒字浮上・通期計画を超過

◆22年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結最終損益は2億8000万円の黒字(前年同期非連結は1億7700万円の赤字)に浮上して着地。営業損益は1億4800万円の赤字だったが、負ののれん発生益として約4億円を特別利益に計上したことが最終利益を押し上げた。

通期計画の5000万円を大幅に上回っており、業績上振れが期待される。

C&R <4763>   ★3-11月期(3Q累計)経常は56%増益、今期配当を1円増額修正

◆22年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常利益は前年同期比55.7%増の30.1億円に拡大して着地。主力の国内クリエイティブ分野と医療分野を中心に、プロデュース事業やエージェンシー事業が順調に推移したほか、電子書籍やYouTubeなどのライツマネジメント事業も好調だったことが寄与。

通期計画の32億円に対する進捗率は94.3%に達しており、業績上振れが期待される。

業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の17円→18円(前期は16円)に増額修正した。

ヤマシタHD <9265>   ★上期経常は52%増益・通期計画を超過

◆22年5月期上期(6-11月)の連結経常利益は前年同期比52.4%増の7億円に拡大して着地。急性期医療機関向けの画像診断機器や手術室関連機器、内視鏡関連製品などの販売が好調だったことが寄与。感染対策機器や各種検査機器といったコロナ関連商品に対する医療機関の需要が強かったこともプラスに働いた。

通期計画の5.8億円を大幅に上回っており、業績上振れが期待される。

ストライダズ <9816> [JQ]  ★今期期末一括配当を2円増額修正

◆22年3月期の期末一括配当を従来計画の3円→5円(前期は3円)に大幅増額修正した。足もとの財務状況などを踏まえ、株主への利益還元を増やす。

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