話題株ピックアップ【夕刊】(2):第一生命HD、ハイデ日高、イーガーディ

注目
2022年1月7日 15時15分

■ハイデイ日高 <7611>  1,707円  +17 円 (+1.0%)  本日終値

ハイデイ日高<7611>は反発。6日の取引終了後に発表した12月度の売上高速報で、既存店売上高が前年同月比3.5%増と8カ月ぶりに前年実績を上回ったことが好感された。客単価が同3.3%増と上昇を継続したことに加え、客数が同0.2%増と改善したことが寄与した。なお、全店ベースの売上高は同5.8%増だった。

■イー・ガーディアン <6050>  3,145円  +30 円 (+1.0%)  本日終値

イー・ガーディアン<6050>は3日ぶりに反発。同社は6日取引終了後、NFT(非代替性トークン)マーケットプレイスにおける「開発」から「運用」までの付帯業務を24時間365日体制でトータルにサポートする「NFTマーケットバックオフィスサポート」の提供を開始すると発表した。これまでデジタルコンテンツ市場向けに提供してきた多様なサポートで培ったノウハウ・体制を活用し、NFTマーケットプレイス内での利用規約をベースにした出品物のレギュレーション検閲や、個人間のトラブル審査、出品者・店舗の登録審査など、生産者と消費者間の商取引を円滑にするための多面的なサポートを行う。また、サービス開始の初期段階においては、開発段階でのユーザーテストや脆弱性診断、サービス利用前の本人確認など、プラットフォームの健全な運営に必要なサポートを一気通貫で提供するとしている。

■スマレジ <4431>  1,948円  +14 円 (+0.7%)  本日終値

スマレジ<4431>は6日ぶりに反発。6日の取引終了後に発表した12月度の月次登録店舗数で、同社が提供するiPadなどのタブレットを利用したクラウドPOSレジ「スマレジ」の登録店舗数が前月比1236店舗増の10万5969店舗と順調に増加していることが好感された。無料プランが同946店舗増の8万3421店舗となったほか、有料プランが同290店増の2万2548店舗となった。

■第一生命HD <8750>  2,591円  +18 円 (+0.7%)  本日終値

第一生命ホールディングス<8750>が頑強な値動きで4日続伸と強さをみせている。米長期金利の上昇を追い風に年明けから上値指向が鮮明で、大発会となった4日は6%高と気を吐いた。その後も目先筋の利益確定売りを吸収して上昇基調をキープしている。前日は全体相場が波乱安の展開となるなかで終始プラス圏を維持し昨年来高値を更新する異彩の強さを発揮した。米10年債利回りは、12月開催分のFOMC議事要旨の開示を受けて一段と水準を切り上げており、前日は終値ベースで1.72%台まで上昇した。一方、国内でもこれに引っ張られる形で10年物国債の利回りが6日に0.12%に上昇、新発債として約9カ月ぶりの高い水準となっており、運用環境の改善期待が株価を後押ししている。きょうは同じく大手生保のT&Dホールディングス<8795>も同様の背景で買いが優勢となっている。

■あさひ <3333>  1,389円  +5 円 (+0.4%)  本日終値

あさひ<3333>はしっかり。午後1時ごろに発表した12月度(11月21日~12月20日)の月次営業速報で、既存店売上高が前年同月比8.6%減と3カ月ぶりに前年実績を下回ったが、織り込み済みとの見方から反応は限定的のようだ。客単価が同1.2%増と引き続き上昇したが、客数が同9.7%減と低迷したことが響いた。

■サスメド <4263>  1,950円  -216 円 (-10.0%)  本日終値

サスメド<4263>が急反落。6日の取引終了後、主要株主であるBeyond Next Ventures 1号投資事業有限責任組合(東京都中央区)から、保有する同社株式の売却により保有株数が222万1500株(保有割合14.23%)から149万3500株(同9.57%)になったとの連絡を受けたと発表。主要株主の保有株売却による需給悪化への警戒から売られたようだ。

■4℃ホールデ <8008>  1,694円  -63 円 (-3.6%)  本日終値

ヨンドシーホールディングス<8008>は大幅続落。6日の取引終了後、22年2月期の連結業績予想について、売上高を405億円から383億円(前期比2.9%減)へ、営業利益を28億円から17億円(同38.6%減)へ、純利益を22億円から14億円(同13.7%減)へ下方修正したことが嫌気された。従来予想では行動制限の緩和により国内消費が徐々に回復に向かうと想定していたが、出会いの場や機会が失われたことから男性のギフト需要やブライダルジュエリーが一時的に縮小しており、最大需要期であるクリスマス商戦の売上高が計画を下回る結果となったことが要因としている。同時に発表した第3四半期累計(3~11月)決算は、売上高273億2300万円(前年同期比3.5%減)、営業利益6億9500万円(同62.9%減)、純利益6億円(同49.5%減)だった。

■アダストリア <2685>  1,628円  -60 円 (-3.6%)  本日終値

アダストリア<2685>が続落。6日の取引終了後に発表した12月度の月次売上高で、既存店売上高は前年同月比5.3%増と3カ月連続で前年実績を上回ったものの、5日に同様に月次売上高を発表したユナイテッドアローズ<7606>が2ケタ増となったことを考慮するとインパクトに欠けるとの見方が強く、好反応する動きは限定的のようだ。冬物アウターの販売好調や下旬にかけての一段の気温低下が寄与した。アイテム別では、自社開発した機能性素材のコートや、ニット、パンツが売り上げの中心となり、雑貨ではブーツやマフラーなどが人気となった。また、セール期間にも過度の値下げを抑制できたことで、客単価が同7.8%増と大きく改善したことも寄与した。なお、全店売上高は同7.8%増だった。

■レオン自動機 <6272>  1,240円  -32 円 (-2.5%)  本日終値

レオン自動機<6272>が続落。6日の取引終了後、昨年12月17日に発表した海外子会社の不適切な会計処理について、社内調査委員会から独立した中立・公正な社外委員のみで構成される第三者委員会へ移行することになったと発表しており、同件の影響の広がりが警戒されたようだ。

■レノバ <9519>  1,830円  -45 円 (-2.4%)  本日終値

レノバ<9519>は続落。同社はきょう正午に、22年3月期連結業績予想について、売上高を300億円から286億円(前期比39.2%増)へ、営業損益を47億円の黒字から5億円の赤字(前期は46億500万円の黒字)へ、純損益を51億円の黒字から11億円の赤字(同115億700万円の黒字)へ下方修正すると発表した。「秋田県由利本荘市沖(北側・南側)海洋再生可能エネルギー発電設備整備促進区域」における事業者の公募に応募していたが、選定されなかった。これに伴い、関連会社に対する出資持ち分に対する損失の計上及び関連する費用処理などの計上を行うとした。

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.