決算マイナス・インパクト銘柄 【東証1部】引け後 … イオン、イオンＦＳ、東宝　(1月12日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の1月11日から12日の決算発表を経て13日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.2　Ｆブラザーズ <3454>

21年11月期の連結経常利益は前の期比2.4倍の43.7億円に拡大したが、22年11月期は前期比54.1％減の20.1億円に大きく落ち込む見通しとなった。

▲No.3　チヨダ <8185>

22年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常損益は19.5億円の赤字(前年同期は16.9億円の赤字)に赤字幅が拡大した。

▲No.6　アイケイ <2722>

22年5月期第2四半期累計(6-11月)の連結経常損益は2.9億円の赤字(前年同期は5.3億円の黒字)に転落した。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<6555> ＭＳコンサル 　東１ 　 -11.40 　　1/12　　　3Q　　　　黒転

<3454> Ｆブラザーズ 　東１　　 -8.65 　　1/12　本決算　　　-54.10

<8185> チヨダ 　　　　東１　　 -7.46 　　1/12　　　3Q　　　　赤拡

<5932> 三協立山 　　　東１　　 -7.30 　　1/12　　上期　　　 17.20

<8267> イオン 　　　　東１　　 -6.04 　　1/12　　　3Q　　　 42.19

<2722> アイケイ 　　　東１　　 -5.17 　　1/12　　上期　　　　赤転

<8570> イオンＦＳ 　　東１　　 -4.80 　　1/12　　　3Q　　　 86.37

<7725> インターアク 　東１　　 -4.31 　　1/12　　上期　　　-30.73

<8289> オリンピック 　東１　　 -4.08 　　1/12　　　3Q　　　-50.79

<8260> 井筒屋 　　　　東１　　 -3.97 　　1/12　　　3Q　　　　黒転

<9602> 東宝 　　　　　東１　　 -3.90 　　1/12　　　3Q　　　 64.49

<2726> パルＨＤ 　　　東１　　 -3.87 　　1/12　　　3Q　　　366.56

<2791> 大黒天 　　　　東１　　 -3.84 　　1/12　　上期　　　-17.17

<7581> サイゼリヤ 　　東１　　 -3.34 　　1/12　　　1Q　　　703.31

<2153> Ｅ・ＪＨＤ 　　東１　　 -2.25 　　1/12　　上期　　　　赤縮

<7601> ポプラ 　　　　東１　　 -1.41 　　1/12　　　3Q　　　　赤拡

<7811> 中本パックス 　東１　　 -0.92 　　1/12　　　3Q　　　 57.99

<9740> ＣＳＰ 　　　　東１　　 -0.54 　　1/12　　　3Q　　　　5.38

<4430> 東海ソフト 　　東１　　 -0.50 　　1/12　　上期　　　 18.22

<9787> イオンディラ 　東１　　 -0.49 　　1/12　　　3Q　　　　6.21

<6505> 東洋電 　　　　東１　　 -0.29 　　1/12　　上期　　　　赤転

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした13日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。

「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース