前沢工業が急動意、6~11月期営業益急拡大で配当増額も好感
前澤工業<6489>が急動意。600円近辺のもみ合いを一気に上放れた。同社は上水道・下水道用機械の大手メーカーで官公庁向けのウエートが高い。13日取引終了後に発表した22年5月期上期(21年6~11月)決算は営業利益が8億400万円(前期実績は5700万円)と急拡大しており、これが株価を強く刺激する格好となった。好決算を背景に22年5月期の年間配当を従来計画の20円から24円に4円増額したことも買い人気を助長している。同社株はPERが6倍前後でPBRが0.5倍台、配当利回りが3.8%前後と極めて割安圏に位置しており、現在のバリュー株シフトの流れにも乗っている。