ミクニ急反発、電動車向けEOPの新生産ラインを上海に設置へ
ミクニ<7247>が急反発している。同社は13日、電動オイルポンプ(EOP)の新たな生産ラインを中国・上海に設置すると発表しており、これが材料視されているようだ。
同社のEOPは、電子制御によりモーターを駆動しオイルを吐出するポンプで、電動車の各種部品の冷却、潤滑を目的に開発された製品。既に国内で生産しているが、上海に設ける生産ラインは受注している日系電動車メーカーへの納入分を生産するのに加えて、中国系のEアクスル(電動車駆動ユニット)メーカーからの需要にも応じるもので、将来的には中国から他地域に向けて輸出することも想定している。