外為サマリー:1ドル114円45銭付近まで軟化、本邦企業による実需のドル売り観測

通貨
2022年1月18日 10時10分

18日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=114円53銭近辺で推移しており、前日の午後5時時点と比べて10銭強のドル高・円安となっている。

17日のニューヨーク外国為替市場でドル円相場は1ドル=114円63銭近辺と、前週末に比べて50銭強のドル高・円安で取引を終えた。欧州市場では序盤の114円30銭前後から、欧州株高を背景にしたリスク選好の円安で中盤に114円台半ばまで強含んだ。欧州終盤は114円65銭付近まで上昇。米国市場はキング牧師生誕記念日の祝日で市場参加者が少なく、値動きは限られたものの、ニューヨーククローズにかけてもドル高の地合いのなかで、この日の高値圏での推移が続いた。

東京市場のドル円は114円45銭付近まで軟化する場面がみられた。日銀金融政策決定会合の結果公表や黒田総裁の会見を控えて全般に様子見ムードが強いなか、本邦企業による実需のまとまったドル売り・円買いが観測されたもよう。債券市場では米10年債利回りが時間外取引で1.81%台、米2年債利回りが約2年ぶりに1.00%の大台に一時乗せたが、これを材料にしたドル買いは乏しく、きょうの安値をつけた後も114円50銭前後での小動きとなっている。

ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1417ドル近辺と前日の午後5時時点と比べて0.0010ドル弱のユーロ安・ドル高、対円では1ユーロ=130円76銭近辺と同5銭前後のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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