スノーフレイクが上昇に転じる アナリストが投資判断引き上げ=米国株個別
IT・ハイテク株が売りに押される中、スノーフレイク<SNOW>が上昇に転じている。同社はメンテナンス費用がほぼ不要なデータクラウドの開発に取り組む。先週、投資会社主催のソフトウエア企業のコンファレンスが開催され、同社も参加していたが、そのコンファレンスを受けてソフトウエア企業の投資判断を引き上げるアナリストが相次いでいる。
きょうはアナリストによる同社の投資判断引き上げが伝わっており、従来の「中立」から「買い」に引き上げた。競争激化と市場の圧力に長期的に注意を払いつつも、そのリスクは現在の株価に反映されていると指摘。同社株は11月の高値から28%下落している。
同社は今後数年間、力強い成長が続くことが期待され、パンデミックによって加速された長期的な追い風の恩恵を受けているとしている。現在の同社プラットフォームの価格設定はプレミアム機能によって大幅に正当化されており、そのマルチクラウド機能は短期的に、大きな同業他社との差別化要因になるという。
(NY時間09:59)
スノーフレーク<SNOW> 291.22(+1.63 +0.56%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美