東京株式(前引け)=反発、強弱観対立し方向感の定まりにくい展開

市況
2022年1月20日 11時48分

20日前引けの日経平均株価は前営業日比127円06銭高の2万7594円29銭と反発。前場の東証1部の売買高概算は6億5758万株、売買代金概算は1兆6504億円。値上がり銘柄数は1506、対して値下がり銘柄数は573、変わらずは102銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は、強弱観が対立するなか方向感が定まらず、日経平均は前日終値を挟み上下に不安定な展開となった。前場中ごろにかけ下値を探る展開を強いられ2万7200円近辺まで下押したが、後半は買いが優勢となり、前引けは2万7600円近くまで水準を切り上げている。前日の急落の反動で一部の値がさ株に買い戻しの動きがみられたが、上値では戻り売り圧力が強く上値が重い状況にある。取引時間中に中国人民銀行が実質的政策金利の2カ月連続引き下げを発表したが、その後東京市場では売りが膨らむ場面があった。前場の売買代金は1兆6000億円台と高水準。

個別では売買代金トップのレーザーテック<6920>が続落となったほか、東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>など半導体製造装置関連株が安い。日本郵船<9101>など海運株も売られた。ケイアイスター不動産<3465>が急落、三井松島ホールディングス<1518>も大幅安。半面、ソニーグループ<6758>がリバウンドに転じ、トヨタ自動車<7203>もしっかり。ファーストリテイリング<9983>が堅調、任天堂<7974>も買いが優勢となった。SHIFT<3697>が大幅高に買われ、日本ペイントホールディングス<4612>も物色人気に。

出所:MINKABU PRESS

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