<動意株・21日>(前引け)=クシム、フラクタル
クシム<2345>=上値指向鮮明。前日の大幅高に続き投資資金が攻勢、今月13日につけた戻り高値423円を気配値のまま上回り上値追い基調を鮮明としている。eラーニングを主力とするほか、ブロックチェーンや暗号資産分野にも積極的に経営資源を投下しており、今後の展開に注目が集まっている。足もとでは20日付の大量保有報告書で、光通信<9435>がクシムの保有株式比率5.0%を取得したことが分かり、これが株価を刺激する格好となった。光通信の保有目的は純投資としている。
FRACTALE<3750>=ストップ高カイ気配。20日の取引終了後、子会社サイトリ・セラピューティクスがカナダのバイオテクノロジー企業との間で、COVID-19感染予防治療薬の一酸化窒素点鼻薬に関して日本国内における独占販売契約を締結したと発表。これを材料視した買いが膨らんだ。この点鼻薬は、カナダのバイオ企業であるSaNOtize Research and Development(サノタイズ社)が手掛けているもので、COVID-19の感染を防ぎ、感染期間を短くし、重症度を軽減するといった効果があるという。今後、サイトリ・セラピューティクスは同契約に基づき、医薬品医療機器総合機構(PMDA)と早期の承認を目指して薬事戦略相談を開始する予定としている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
最終更新日:2022年01月21日 11時46分