東京株式(前引け)=395円安、売り一巡後下げ渋る

市況
2022年1月21日 11時45分

21日前引けの日経平均株価は前日比395円49銭安の2万7377円44銭。前場の東証1部の売買高概算は6億1936万株、売買代金は1兆5136億円。値上がり銘柄数は729、値下がり銘柄数は1348、変わらずは102銘柄だった。

日経平均株価は急反落。米連邦準備制度理事会(FRB)による早期金融引き締めに対する警戒感から前日のNYダウが下落したことが嫌気され、日経平均株価は一時600円を超す下落となった。NYダウ先物が下落しているほか、為替相場は1ドル=113円70銭台へ円高が進行したこともハイテク株を中心に売り材料となった。ただ、売り一巡後はやや下げ渋る展開となった。

個別銘柄では、レーザーテック<6920>やソニーグループ<6758>、トヨタ自動車<7203>が安く、日本郵船<9101>や商船三井<9104>といった海運株も値を下げた。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクも軟調。半面、伊藤忠商事<8001>や住友金属鉱山<5713>、ファナック<6954>、ホンダ<7267>が高く、オリエンタルランド<4661>や資生堂<4911>が値を上げた。

出所:MINKABU PRESS

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