外為サマリー:ドル円は113円80銭台まで戻り歩調、日経平均の下げ幅縮小で円高一服

通貨
2022年1月21日 15時10分

21日の東京外国為替市場のドル円相場は午後3時時点で1ドル=113円85銭付近で推移しており、前日午後5時時点と比べて55銭前後のドル安・円高となっている。ユーロは1ユーロ=128円95銭付近と、同1円00銭前後のユーロ安・円高で推移している。

東京市場は日経平均株価や時間外取引の米国株先物の下落を背景にしたリスク回避の円高に加えて、米10年債利回りが時間外取引で1.76%台まで低下したことによるドル安により、軟調に推移している。前日のニューヨーク市場引け後に発表された米ネットフリックスの決算が弱かったことでナスダック先物が時間外取引で1%超の下落となっており、今夜の米国市場への警戒感が強まっている。また、ロシアによる侵攻の可能性が高まるウクライナ情勢について、米ロ外相による協議がきょうスイスで予定されており、こちらへの警戒感も強いもよう。ただ、昼過ぎに113円63銭付近の安値をつけた後は下げ渋っており、日経平均株価の下げ幅縮小を受けた円高一服やショートカバーによって113円80銭台まで戻している。

ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1324ドル付近と、前日午後5時時点と比べて0.0035ドル前後のユーロ安・ドル高で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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