マイクロソフトが決算受け時間外で株価下落 アジュールの売上高が鈍化=米国株個別
マイクロソフト<MSFT>が引け後に10-12月期決算(第2四半期)を発表しており、1株利益、売上高とも予想を上回った。ただ、時間外で株価は売りが強まっている。
クラウドコンピューティングのアジュールの売上高が鈍化したことが嫌気されている模様。アジュールの伸びは46%となったものの、50%以上の市場の期待には届かなかった。アナリストからは、アジュールの売上高は着実に増加しているものの、アマゾン<AMZN>やアルファベット<GOOG>傘下のグーグルとの大型契約獲得に向けた激しい競争に直面していることが示された格好。
(10-12月・第2四半期)
・1株利益:2.48ドル(予想:2.32ドル)
・売上高:517.3億ドル(予想:508.7億ドル)
プロダクティビティー&ビジネスプロセス:159.4億ドル(予想:159.1億ドル)
インテリジェント・クラウド:183.3億ドル(予想:183.2億ドル)
モア・パーソナル:174.7億ドル(予想:166.7億ドル)
・営業利益:222.5億ドル(予想:210.6億ドル)
・設備投資:58.7億ドル(予想:58.3億ドル)
(NY時間16:55)時間外
マイクロソフト<MSFT> 274.98(-13.51 -4.68%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美