マイクロソフトが決算受け上昇 会社側のアジュールの見通しを好感=米国株個別

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2022年1月26日 23時44分

マイクロソフト<MSFT>が上昇。前日引け後に10-12月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。決算発表直後は時間外で株価は売りを強めた。クラウドコンピューティングのアジュールの売上高が鈍化したことが嫌気されていた模様。アジュールの伸びは46%となったものの、50%以上の市場の期待には届かなかった。

アナリストからも、アジュールの売上高は着実に増加しているものの、アマゾン<AMZN>やアルファベット<GOOG>傘下のグーグルとの大型契約獲得に向けた激しい競争に直面していることが示されたとの指摘も出ていた。

しかし、その後は買い戻しが強まり反発している。会社側が、アジュールは引き続き成長のけん引役になり得るとの見通しを示したことに安心感が広がったようだ。同社は、アジュールの売上高の伸びが1-3月は前期に比べ上向く見通しだと説明した。

(10-12月・第2四半期)

・1株利益:2.48ドル(予想:2.32ドル)

・売上高:517.3億ドル(予想:508.7億ドル)

プロダクティビティー&ビジネスプロセス:159.4億ドル(予想:159.1億ドル)

インテリジェント・クラウド:183.3億ドル(予想:183.2億ドル)

モア・パーソナル:174.7億ドル(予想:166.7億ドル)

・営業利益:222.5億ドル(予想:210.6億ドル)

・設備投資:58.7億ドル(予想:58.3億ドル)

(NY時間09:34)

マイクロソフト<MSFT> 302.13(+13.64 +4.73%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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