東京株式(前引け)=549円高、ハイテク株など中心に反発
28日前引けの日経平均株価は前日比549円76銭高の2万6720円06銭。前場の東証1部の売買高概算は6億5891万株、売買代金は1兆7616億円。値上がり銘柄数は1934、値下がり銘柄数は206、変わらずは39銘柄だった。
日経平均株価は4日ぶりに急反発。前日までの3日間で1400円強の下落となっていたことから、自律反発狙いの買いが流入。33業種のうち鉄鋼を除く32業種が上昇する、ほぼ全面高となった。厳しい下げが続いたハイテク株などへの買い戻しが目立った。
個別銘柄では、ソフトバンクグループ<9984>やソニーグループ<6758>、ファーストリテイリング<9983>、トヨタ自動車<7203>が高く、信越化学工業<4063>が値を飛ばした。日本郵船<9101>や川崎汽船<9107>など海運株も買われた。半面、レーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>が安く、日本製鉄<5401>やジェイ エフ イー ホールディングス<5411>が値を下げた。