ウエスタンデジタルが決算受け下落 見通しの弱さを嫌気=米国株個別

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2022年1月29日 0時02分

ストレージのウエスタンデジタル<WDC>が下落。前日引け後に10-12月期決算(第2四半期)を発表し、売上高は予想範囲内だったものの、1株利益は予想を上回った。ただ、第3四半期の見通しが予想を下回る弱い内容だったことが嫌気されている。サプライチェーン問題が圧迫している模様。

同社はまた、2月7日の週からジャブレ氏が新CFOに就任する人事を発表した。ジャブレ氏は最近までダイアログ・セミコンダクターのCFOを務めていた。現在のユーロ―CFOはアドバイザリー期間中は同社に留まる。

今回の決算を受けてアナリストからの目標株価引き下げも相次でいる。「ハードディスクドライブの弱さが3月かけても続くと予想していることに驚いている。これは利益の上振れ期待を弱めることになる」という。ただ、「今回は失望感が大きかったが、同社には大きな価値があると見ている」とも語った。

(10-12月・第2四半期)

・1株利益(調整後):2.30ドル(予想:2.13ドル)

・売上高:48.3億ドル(予想:48.2億ドル)

・粗利益率(調整後):33.6%(予想:32.9%)

・FCF:4.07億ドル

(1-3月・第3四半期見通し)

・1株利益(調整後):1.50~1.80ドル(予想:1.96ドル)

・売上高:44.5~46.5億ドル(予想:47.4億ドル)

・粗利益率(調整後):30~32%(予想:32.4%)

(NY時間09:50)

ウエスタンデジタル<WDC> 50.09(-3.76 -6.97%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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