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株価指数先物【引け後コメント】 2万7000円水準を固めれば、ショートカバーを交えたもう一段のリバウンドを意識

市況
2022年1月31日 18時06分

大阪3月限

日経225先物 27050 +340 (+1.27%)

TOPIX先物 1898.5 +23.5 (+1.76%)

日経225先物(3月限)は前日比340円高の2万7050円で取引を終了。寄り付きは2万6620円と、シカゴ日経平均先物清算値(2万6670円)を下回る格好から売り先行で始まり、直後に2万6510円まで下落幅を広げる場面を見せた。ただし、売り一巡後は買い戻しが強まり上昇に転じ、前場半ばに5日移動平均線を突破すると、ランチタイムには2万7000円を回復。後場開始直後につけた2万7120円を高値に利食いの動きが見られたものの、終盤にかけては2万7000円を挟んで底堅い値動きが続いた。

グローベックスの米株先物は朝方こそマイナス圏で推移していたが、前場半ば辺りからは小幅ながらプラス圏で推移を継続。指数インパクトの大きいところでは東京エレクトロン<8035>やソフトバンクグループ<9984>、リクルートホールディングス<6098>などがリバウンドを見せ、日経平均株価をけん引する形となった。また、商船三井<9104>が前引け後に通期業績予想の上方修正を発表。これらがセンチメントを改善させ、先物市場でのロングの動きにつながったようだ。

日経225先物は本日のリバウンドにより、上値を抑えられていた5日線を明確に上放れてきた。同線は2万6800円辺りに位置しているため、今後は支持線として機能してくるかが注目されよう。価格帯別出来高では2万6700円辺りで商いが積み上がっているため、5日線を支持線に2万7000円水準を固めてくるようだと、ショートカバーを交えたもう一段のリバウンドが意識されそうだ。ただし、決算発表が本格化するなかで機関投資家は動きづらくなるため、短期筋の仕掛け的な売買のほかは、ヘッジ対応の商いなどに振らされることになるだろう。

手口面では、日経225先物はABNアムロが1090枚、ゴールドマンが750枚、モルガンSが640枚、バークレイズが490枚程度の売り越しに対して、野村が1040枚、三菱UFJが830枚、ドイツが780枚、BofAが640枚程度の買い越しだった。TOPIX先物ではバークレイズが3590枚、モルガンSが930枚、飲む医らが580枚程度の売り越しに対して、ゴールドマンが1320枚、ドイツが1300枚、ソジェンが1130枚程度の買い越しだった。

株探ニュース

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