大崎電がしっかり、250万株を上限とする自社株買いを実施へ
大崎電気工業<6644>はしっかり。午後2時ごろ、250万株(発行済み株数の5.09%)、または15億円を上限とする自社株買いを実施すると発表した。取得期間は22年2月2日から23年2月1日までで、資本効率の向上による株主還元の強化が目的という。
あわせて、未定としていた22年3月期の連結業績予想について、売上高750億円(前期比1.6%減)、営業利益7億円(同73.9%減)、最終損益9億円の赤字(前期4億8200万円の黒字)と大幅減益を見込むとした。
スマートメーターの電子部材の調達難の影響が、世界的な供給不足により第4四半期にかけても国内外で継続する見込み。また、新型コロナウイルス感染症の影響で、国内計測制御事業においてもエネルギーマネジメント関連製品・サービスなどの売り上げが低調に推移する見通しとした。
なお、同時に発表した第3四半期累計(21年4~12月)決算は、売上高537億5500万円(前年同期比0.3%増)、営業利益7億9000万円(同52.4%減)、最終損益4億8400万円の赤字(前年同期6200万円の黒字)だった。