外為サマリー:1ドル115円14銭付近までじり安、前週末のNYクローズ近辺でもみ合い

通貨
2022年2月7日 10時12分

7日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=115円24銭近辺で推移しており、前週末の午後5時時点と比べて15銭前後のドル高・円安となっている。

4日のニューヨーク外国為替市場でドル円相場は1ドル=115円26銭近辺と、前日と比べて30銭前後のドル高・円安で取引を終えた。欧州市場では調整売りに押されて114円80銭近辺まで軟化したが、朝方に発表された米国雇用統計が市場予想を上回るとドル買いが強まり、序盤は115円43銭付近まで上昇する場面がみられた。ただ、115円台半ばは1月下旬のリバウンド局面で戻り一服となった水準であり、これが意識されたほか、翌週の米国消費者物価指数(CPI)への警戒感もあって、中盤から終盤にかけては伸び悩んだ。

東京市場のドル円は前週末のニューヨーククローズを挟んでもみ合う展開。オセアニア市場ではドル高・円安方向でスタートし、115円37銭付近まで強含んだ。しかし、時間外取引で米国株先物が下落しているほか、米国債利回りも低下しているため、徐々に上値は重くなった。東京市場に入ると日経平均株価の下落を受けたリスク回避の円高もあり、115円14銭付近まで軟化。その後、日経平均が下げ幅を縮小すると、ドル円も持ち直している。

ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1452ドル付近と前週末の午後5時時点と比べて0.0015ドル前後のユーロ安・ドル高、対円では1ユーロ=131円96銭付近と同5銭前後のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.