株価指数先物【昼のコメント】 NT倍率は一時14.10倍まで低下、昨年10月につけた安値下回る

市況
2022年2月8日 12時11分

日経225先物は11時30分時点、前日比120円高の2万7340円(+0.44%)前後で推移。寄り付きは2万7230円と、シカゴ日経225先物清算値(2万7200円)を上回り、小幅ながら上昇して始まった。開始直後につけた2万7220円を安値に強含みの展開となると、前場半ばには一時2万7450円まで上げ幅を広げる場面が見られた。ただし、買い一巡後は2万7000~2万7500円のレンジ上限に接近するなか、戻り売りに押される格好から、2万7350円辺りでのもち合いで推移。

米ハイテク株の下落影響が警戒されたものの、東京エレクトロン<8035>が反発して始まるなど、影響は限定的だった。VIX指数は低下していたほか、ナイトセッションでは2万7000円水準での底堅さも意識されていたことから、押し目狙いのロングが優勢となったようだ。また、5日移動平均線を上回ってきたこともあり、短期筋のショートカバーも加わったと見られる。買い一巡後は上げ幅を縮めたものの5日線水準で推移しているため、ややロングサイドが優位だろう。なお、NT倍率は先物中心限月で一時14.10倍まで低下し、昨年10月6日につけた安値を下回ってきた。テクニカル面でのサポートを失う格好のため、NTショート(日経225先物売り・TOPIX先物買い)によるトレードに向かいやすいと見られる。

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