チポトレが決算受け上昇 既存店売上高が予想上回る=米国株個別

材料
2022年2月9日 23時50分

メキシコ料理のファストフード店を手掛けるチポトレ・メキシカン・グリル<CMG>が上昇。引け後に10-12月期(第4四半期)を発表し、既存店売上高が予想を上回ったほか、1株利益も予想を上回った。牛の前足内側のブリスケットの燻製の販売が好調だったほか、好調なデリバリー注文や価格上昇が奏功した。通期の新規店舗出店数の見通しを公表しており、235―250件と予想を上回る見通しを示したが、北米における長期的なレストラン目標を従来の6000店舗から7000店舗に上方修正している。

同社もライバル同様に、食品インフレに悩まされる一方で、人材維持にも苦労している。同社は収益性を悪化させる要因として、賃金、牛肉、運賃を挙げた。

アナリストからは、長期的なレストラン目標の上方修正しは励まされるとしたうえで、同社の最終的な潜在能力は、この目標値よりも高いところにあると確信しているとの声も聞かれた。

(10-12月・第4四半期)

・既存店売上高:15.2%(予想:14.8%)

・1株利益(調整後):5.58ドル(予想:5.28ドル)

・売上高:19.6億ドル(予想:19.6億ドル)

・店舗の営業利益率:20.2%(予想:20.7%)

・新規店舗出店数:78件(予想:72件)

(通期見通し)

・店舗新規出店数:235~250件(予想:231件)

(NY時間09:37)

チポトレ<CMG> 1596.25(+135.90 +9.31%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.