株価指数先物【昼のコメント】 2万7000円を挟んだこう着、NT倍率は一時2020年5月以来の14.00倍割れ

市況
2022年2月14日 12時02分

日経225先物は11時30分時点、前日比660円安の2万7040円(-2.38%)前後で推移。ギャップダウンとはなったものの、寄り付きは2万7020円と、シカゴ日経平均先物清算値(2万6930円)を上回って始まった。2万7000円での底堅さが意識されるなか、2万7170円まで下落幅を縮める場面も見られたが、グロース株中心に売られるなかでリバウンドの動きは続かず、その後は2万7000円近辺でのこう着が継続。戻りの鈍さから前引けにかけて売り直され、一時2万6920円とシカゴ先物水準まで下落幅を広げた。前引けにかけては下げ渋りを見せており、2万7000円を挟んだこう着での推移に。

朝方は2万7000円水準での底堅さは意識されていたものの、指数インパクトの大きい値がさ株が総じて軟調な推移となり、グロース株中心に売られるなか、2万7000円を挟んだこう着となった。TOPIXの前引け時点での下落率が2.02%だったこともあり、後場は日銀のETF買い入れによる下支えが意識されそうである。ただし、2万7000円からのリバウンドの鈍さが見られるようだと、短期筋による戻り待ち狙いのショートが入りやすいだろう。なお、NT倍率は先物中心限月で一時13.99倍まで低下し、2020年5月以来の水準まで下げてきた。リバウンドを見せたとしても、戻りの場面ではNTショート(日経225先物売り・TOPIX先物買い)の組成に向かいやすい。

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.