株価指数先物【昼のコメント】 NT倍率は一時13.98倍に低下、引き続きNTショートによるスプレッド狙いの動きに

市況
2022年2月15日 12時16分

日経225先物は11時30分時点、前日比110円安の2万6990円(-0.40%)前後で推移。寄り付きは2万7070円と、シカゴ日経平均先物清算値(2万7055円)にサヤ寄せする格好から、やや売りが先行した。現物の寄り付き直後に2万7140円とプラスに転じる場面が見られたものの、ナイトセッションでの高値(2万7150円)、前日の高値(2万7170円)は超えられなかった。戻りの鈍さから軟化し下げに転じると、前場半ばには一時2万6910円まで売られる場面もあり、売り一巡後は2万7000円近辺でのこう着に。

前日に弱い値動きだった値がさ株の一角が自律反発の動きを見せたこともあり、朝方は底堅い値動きだった。ただし、反発して始まった東京エレクトロン <8035>が買い一巡後に下げに転じたほか、リクルートホールディングス<6098>は売り気配から始まり、日経平均株価の重荷となった。なお、NT倍率は先物中心限月で14.00倍に低下し、一時13.98倍と前日の安値を下回る場面が見られており、NTショート(日経225先物売り・TOPIX先物買い)の動きが継続。引き続きNTショートによるスプレッド狙いの動きになりそうだ。

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