モンスターとコンステレーションが合併に向け前進と伝わる=米国株個別
エナジードリンクのモンスタービバレッジ<MNST>が上昇。コロナビールのコンステレーション・ブランズ<STZ>との合併に向けて協議が前進したと伝わった。ブルームバーグが関係者の話として伝えた。協議が順調に進めば、数週間以内に発表される可能性もあるという。両社の時価総額は合わせて約900億ドル。モンスターはコカ・コーラ<KO>が大株主で約20%を保有する。交渉に遅れや決裂に終わる可能性も残るという。
合併が成立すれば、エナジードリンク、アルコール飲料、そして潜在的に大麻というユニークな組み合わせが誕生することになる。ただ、両社の事業分野が異なるため、コスト削減のケースは限定的との指摘も出ていた。
(NY時間09:43)
モンスタービバレッジ<MNST> 84.75(+2.18 +2.64%)
コンステレーション<STZ> 231.87(-1.99 -0.85%)
コカ・コーラ<KO> 61.48(+0.80 +1.32%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美