伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (2月18日記)
昨晩、NYダウが大幅安となった流れを映して、本日の日経平均株価は、寄り付き値が下放れて始まる公算です。
そのため、16日の高値2万7486円が一時的な反発の終点となって、現在は下降の流れへ入っていると考えられます。
弱気の展開になるなら、寄り付きでの下放れが弱気の流れの継続を示すことから、寄り付き後、価格が上昇しても昨日の終値2万7232円を前に強く上値を抑えられて、下降を開始する公算です。
2月15日の安値2万6724円が押し目になって、再上昇を開始している可能性があるなら、本日は昨日の安値2万7080円付近で強く下値を支えられて、昨日の高値2万7438円を目指す動きになる公算です。
そのような動きになるには、寄り付き後、あまり下げることなくすぐに上昇を開始すると考えられます。
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【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(日本実業出版社)、「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)など著書多数。
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