ドロップボックス、成長スピードに不満の声も=米国株個別
クラウドベースで共有ファイルなどストレージを提供するドロップボックス<DBX>が前日引け後に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。
ただ、成長スピードには不満の声も出ている模様。アナリストからは年間の売上高が20億ドルの壁を突破したことは評価に値するが、それほど速く成長しているわけではないと指摘。同社の成長は10%台前半という物足りない数字で、パンデミック後の未来に完全に参加していないことを示していると述べた。
株価は横ばいで推移している。
(4-6月・第2四半期)
・1株利益(調整後):0.41ドル(予想:0.37ドル)
・売上高:5.65億ドル(予想:5.58億ドル)
・課金ユーザー数:1679万人(予想:1660万人)
・ユーザー単価:134.78ドル(予想:134.54ドル)
・FCF:1.61億ドル
(NY時間09:48)
ドロップボックス<DBX> 23.66(+0.08 +0.32%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美