株価指数先物【昼のコメント】 日経平均型主導でNT倍率は一時14.11倍まで上昇
日経225先物は11時30分時点、前日比440円高の2万6370円(+1.69%)前後で推移。寄り付きは2万6140円と、シカゴ日経平均先物清算値(2万6260円)にサヤ寄せする格好から買い先行で始まった。寄り付き直後につけた2万6120円を日中安値に、その後はリバウンドを強めると、一時2万6410円まで上げ幅を広げる場面が見られた。ただし、グローベックスの米株先物がマイナス圏で推移するなか、次第にこう着感が強まる格好となった。
米国市場が売り一巡後に上昇に転じた流れを引き継ぎ、指数インパクトの大きい値がさ株が日経平均株価をけん引したことで、NT倍率は先物中心限月で一時14.11倍まで上昇する場面があった。NT倍率は目先的には25日線が位置する14.15倍辺りまでのリバウンドを想定しつつも、日経225先物は25日線が位置する2万6550円水準には届かず、こう着感が強まってきており、後場は前場の自律反発に対するリバランスの動きも意識されやすいだろう。
株探ニュース