Shake Shack、Cash Appを使用する顧客にビットコインを配る実験を実施【フィスコ・ビットコインニュース】

通貨
2022年3月7日 14時01分

ハンバーガーチェーンのShake Shackは4日、ブロック(旧スクエア)が提供するデジタルウォレットであるキャッシュアップを通じて商品を購入した顧客に、ビットコインによる報酬を提供すると報じられた。

Cash AppのデビットカードであるCash Cardで購入し、リワードプログラムであるCash Boost経由で購入すると、購入額の15%がビットコインで還元されるようだ。同キャンペーンは3月中旬までで、アプリ内の「Cash Boost」プログラムでキャンペーンを検索することで利用できるようになるという。

CMOのJay Livingston氏はThe Wall Street Journalに対して、同プロモーションは若い顧客を引き付け、ビジネスによる暗号資産(仮想通貨)決済の幅広い採用に向けての実験的なものである、と述べたという。また、暗号資産が同社の顧客に支持されているかどうかも確認する。

飲食店でも暗号資産の活用が検討されている。Shake Shackだけではなく、2021年11月にはRobinhoodとバーガーキングが提携して顧客が5ドルを使うたびに1Dogecoinをプレゼントするキャンペーンを実施し、マクドナルドも本物もNFT(非代替性トークン)を発行している。

キャッシュアップを運営するブロックは、ジャック・ドーシーCEOのリーダーシップのもとでビットコインの活用を推進してきた。スパイラルブランド(旧スクエアクリプト)は、ビットコインとライトニングネットワークのソフトウェア開発者キットを提供するほか、同社ではビットコインベースの分散型取引所の構築にも取り組んでいる。今後も飲食店での暗号資産決済の実験、ブロックの動向には注目が集まりそうだ。

《TY》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.