東京株式(前引け)=続落、ハイテク株など買い戻され下げ渋る

市況
2022年3月8日 11時46分

8日前引けの日経平均株価は前営業日比77円89銭安の2万5143円52銭と続落。前場の東証1部の売買高概算は8億6163万株、売買代金概算は1兆9386億円。値上がり銘柄数は812、対して値下がり銘柄数は1266、変わらずは98銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は、前日の欧州株がウクライナ情勢を懸念して全面安となったほか、米国株市場でもハイテク株を中心に売られ、主要株価指数が揃って大幅安となったことを受け、リスク回避目的の売りが先行した。ただ、日経平均は前日までの直近2営業日で1350円あまりの下げをみせていたこともあって、売り一巡後はハイテクセクターなどに空売りの買い戻しが入り下げ渋る展開となった。一方、これまで上昇していた資源関連や非鉄関連株などは大きく利食われる銘柄が出ている。前引け時点での売買代金は1兆9000億円と高水準に膨らんだ。

個別では売買代金トップのレーザーテック<6920>が朝安後にプラス圏に切り返したほか、東京エレクトロン<8035>も同様に高くなるなど半導体主力株が買い戻されている。キーエンス<6861>、ソニーグループ<6758>なども高い。ベイカレント・コンサルティング<6532>も上昇した。低位株のホクシン<7897>や日本アジア投資<8518>が値を飛ばしている。また、メドピア<6095>も大幅高。半面、日本郵船<9101>が利益確定売りに安く、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも軟調。住友金属鉱山<5713>も値を下げた。日本コークス工業<3315>、大紀アルミニウム工業所<5702>などが大幅安。OATアグリオ<4979>も大きく利食われた。

出所:MINKABU PRESS

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