アクセンチュアが好決算発表 ただ、ウクライナ危機の影響は見通しに盛り込まず=米国株個別

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2022年3月17日 23時28分

コンサルティングサービスのアクセンチュア<ACN>が取引開始前に12-2月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。ブッキングも予想を上回っている。ガイダンスも公表しており、予想を上回る見通しを示した。

ただ、ウクライナ危機と経済制裁が経済的・政治的な不確実性を高めているが、同社の今回の見通しには、それらが現在の範囲以上に大幅にエスカレートまたは拡大するとの想定までは含まれておらず、当社の業績に重大な悪影響を与える可能性があると指摘している。

株価は取引開始直後に買い先行で始まったものの、直ぐに戻り売りに押される展開。

(12-2月・第2四半期)

・1株利益(調整後):2.54ドル(予想:2.39ドル)

・売上高:150.5億ドル(予想:146.6億ドル)

通信・メディア:31.9億ドル(予想:30.1億ドル)

金融サービス:28.7億ドル(予想:27.9億ドル)

製品:43.3億ドル(予想:41.1億ドル)

資源:19.7億ドル(予想:19.7億ドル)

・ブッキング:196億ドル(予想:176億ドル)

コンサルティング:109億ドル(予想:97億ドル)

アウトソーシング:87億ドル(予想:79億ドル)

・FCF:19.9億ドル(予想:23.7億ドル)

(3-5月・第3四半期見通し)

・売上高:157~161.5億ドル(予想:151.3億ドル)

(通期見通し)

・1株利益(調整後):10.61~10.81ドル(従来:10.32~10.60ドル)(予想:10.58ドル)

・売上高:24~26%(従来:19~22%)

・営業利益率:15.2%(予想:15.2~15.4%)

・FCF:80~85億ドル(従来:77~82億ドル)(予想:82.7億ドル)

(NY時間10:13)

アクセンチュア<ACN> 327.89(+2.98 +0.92%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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