アイロボットが大幅高 USTRが中国産ロボット掃除機を301条関税の対象から外す=米国株個別
床掃除や洗浄ロボットを手掛けるアイロボット<IRBT>が大幅高。米通商代表部(USTR)が、中国で生産したロボット掃除機を301条の関税の対象から外したことが好感されている。
これを受けてアナリストから投資判断の「買い」への引き上げも伝わった。同社は第4四半期の決算説明会で、米国に輸入される製品の関税は2022年に4200万ドルー4400万ドルの粗利益率への打撃となると予測していた。今回の除外は2021年10月まで遡るため、昨年分の数字も恩恵を受けることになるという。来年も適用除外が更新される保証はないが、同社は生産拠点を中国からマレーシアにシフトしつつあり、適用除外が更新されないリスクは軽減しているという。
(NY時間10:28)
アイロボット<IRBT> 66.19(+6.03 +10.01%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美