東京株式(前引け)=48円安、朝高後に値を消す
25日前引けの日経平均株価は前日比48円21銭安の2万8062円18銭。前場の東証1部の売買高概算は6億3094万株、売買代金は約1兆6831億円。値上がり銘柄数は861、値下がり銘柄数は1194、変わらずは125銘柄だった。
日経平均株価は反落。前日の米国市場でNYダウが349ドル高と反発したことが好感され、東京市場でも日経平均株価は寄り付きでは200円を超える上昇で取引が始まった。ただ、前日まで8日続伸となり大幅に値を上げてきたことから上値では利益確定売りが流入し、買い一巡後は売りに押され値を消した。
個別銘柄では、ソフトバンクグループ<9984>やソニーグループ<6758>、キーエンス<6861>が安く、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>など銀行株が安い。ファーストリテイリング<9983>やオリエンタルランド<4661>が値を下げた。半面、東京エレクトロン<8035>やレーザーテック<6920>など半導体関連株がしっかり。任天堂<7974>や日本製鉄<5401>が値を上げた。三菱商事<8058>や三井ハイテック<6966>が買われた。