★本日の【イチオシ決算】 バイク王、ERIHD、日精線 (3月30日)

注目
2022年3月30日 19時10分

1)本日(3月30日)引け後に発表された決算・業績修正

●イチオシ決算

【バイク王 <3377> [東証2]】 ★今期経常を18%上方修正・最高益予想を上乗せ

◆22年11月期の経常利益(非連結)を従来予想の19.5億円→23.1億円に18.5%上方修正。増益率が10.2%増→30.5%増に拡大し、従来の15期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。バイクの販売が好調に推移するなか、関係会社からの受取配当金を計上することが利益を押し上げる。

●サプライズな決算発表・業績修正

日本精線 <5659>   ★今期経常を10%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も10円増額

◆22年3月期の連結経常利益を従来予想の42億円→46億円に9.5%上方修正。増益率が61.4%増→76.8%増に拡大し、従来の4期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。ステンレス鋼線の販売が堅調に推移しているほか、ニッケルをはじめとする資源価格の高騰も寄与し、売上高が計画を上回る見通しとなった。半導体関連向け超精密ガスフィルターや太陽光発電パネル向け極細線など高機能・独自製品の販売増加も上振れに貢献する。

業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の200円→210円(前期は110円)に増額修正した。

併せて、発行済み株式数の3.69%にあたる23万9255株の自社株を消却すると発表。

ERIHD <6083>   ★6-2月期(3Q累計)経常が18倍増益、対通期進捗率95%

◆22年5月期第3四半期累計(21年6月-22年2月)の連結経常利益は前年同期比18倍の15.6億円に急拡大して着地。サッコウケンのM&A効果や住宅・非住宅市場における新設着工の増加を背景に、確認検査関連事業の収益が拡大したことが寄与。グリーン住宅ポイント関連業務や省エネ判定業務の適合拡大に伴う売上増加なども大幅増益につながった。

通期計画の16.6億円に対する進捗率は94.5%に達しており、業績上振れが期待される。

セキチュー <9976> [JQ]  ★前期経常を2.6倍上方修正

◆22年2月期の経常利益(非連結)を従来予想の2.5億円→6.4億円に2.6倍上方修正。減益率が75.6%減→36.9%減に縮小する見通しとなった。レジャー・スポーツ部門やペット部門などが好調を維持し、売上高が計画を11.4%も上回ったことが利益を押し上げた。

2)3月31日の決算発表銘柄(予定) ★は注目決算

■取引時間中の発表

◆本決算:

<7485> 岡谷鋼機 [名]

■引け後発表

◆本決算:

<9843> ニトリHD     ★

<9976> セキチュー [JQ]

◆第1四半期決算:

<2975> スターマイカ

<3089> Tアルファ [JQ]

◆第2四半期決算:

<3035> KTK [JQ]

<3607> クラウディア

◆第3四半期決算:

<7068> FフォースG [東M]

<7921> 宝&CO

<9265> ヤマシタHD

<9651> 日本プロセス [JQ]

合計11社

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