第一商品が急伸、東証が特設注意市場銘柄の指定を解除
第一商品<8746>が急伸している。東京証券取引所が3月31日の取引終了後、同社株の特設注意市場銘柄の指定を4月1日付で解除するとともに、監理銘柄(審査中)の指定を解除すると発表しており、これが好材料視されている。
同社は20年4月30日、不適切な会計処理に関する第三者委員会の調査報告書を開示し、5月1日には過年度の決算短信などの訂正を発表しており、これを受けて東証が7月11日付で特設注意市場銘柄に指定していた。今回、同社が提出した内部管理体制確認書の内容などについて東証が確認したところ、同社の内部管理体制などに問題があると認められないとして指定が解除された。