ソフトバンクGは年初来高値更新、信用買い残の整理進捗が進み需給面に軽さ
ソフトバンクグループ<9984>が買い優勢の展開で、一時210円高の5788円まで買われ、年初来高値を更新した。信用買い残の整理が進捗しており、直近データで1400万株まで減少、これは昨年5月下旬以来約10カ月半ぶりの低水準で需給面が軽くなっている。米国株市場ではナスダック総合株価指数が底入れとなり、米ハイテク株に積極投資する同社にとってポジティブに働いているほか、同社が出資する中国電子商取引最大手のアリババ集団<BABA>も大きくリバウンドに転じていることで、安心材料となっている。ソフトバンクGの株価は3月23日にマド開け陽線で中長期波動の分水嶺である75日移動平均線をブレークしたが、その後も順調な戻り足をみせている。