ファンペップ---熊本大学との共同研究開始

材料
2022年4月4日 14時11分

ファンペップ<4881>は1日、熊本大学との間で脂質異常症に対する抗体誘導ペプチド(ペプチド治療ワクチン)の創出に向けた共同研究を開始したことを発表。

同研究は、脂質異常症の新規治療標的として注目されているANGPTL3(アンジオポエチン様タンパク質3)に対する抗体誘導ペプチドの医薬品候補化合物創出に向けての創薬研究。

同社が研究開発に取り組んでいる抗体誘導ペプチドは、患者の体内で抗体産生を誘導することにより治療効果を期待するペプチドワクチン。化学合成で製造することが可能なためバイオ製造施設で製造するよりコストを抑制でき、さらに投与後は患者の体内で免疫細胞が一定期間持続的に抗体を産生するため、薬剤投与間隔も長いことが期待されている。

この特徴により、抗ANGPTL3抗体誘導ペプチドは、高額な抗体医薬品と比較して薬剤費を抑制し、患者が経済的にアクセスしやすい医薬品として、将来、脂質異常症の治療に貢献すると期待されている。

《ST》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.