エクソン、「サハリン1」撤退で最大40億ドルの減損=米国株個別

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2022年4月5日 4時14分

エクソン・モービル<XOM>が軟調。ウクライナ危機で世界のコモディティ市場に買いが強まる中、同社は2008年以来の最高益を記録している。同社は第1四半期のガイダンスを公表しており、最終利益が110億ドル近くに達した可能性があると発表した。貿易制裁、海運の混乱、需要の急増が供給ラインに負担をかける中、石油業界は好調な利益を予感させる内容。

同社は「第1四半期の最終利益は88億ドルを稼いだ第4四半期よりも20億ドル高かった可能性がある」と述べた。

ただ、株価は冴えない反応。極東の「サハリン1」プロジェクトについて、撤退に向けた手続きが進んでいることを明らかにした。そのうえで、撤退の条件次第で最大40億ドルの減損の計上を迫られる可能性があると、米証券取引委員会(SEC)への提出文書で明らかにした。

(NY時間15:03)

エクソンモービル<XOM> 82.97(-0.16 -0.19%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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