本日注目すべき【好決算】銘柄 ネクステージ、エスプール、しまむら (4日大引け後 発表分)
4日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。
ネクステージ <3186> [東証P] ★12-2月期(1Q)経常は58%増益で着地
◆22年11月期第1四半期(21年12月-22年2月)の連結経常利益は前年同期比58.2%増の43.2億円に拡大して着地。積極的な新規出店を背景に、中古車販売台数が大きく伸び、29.1%の大幅増収を達成したことが寄与。買取・下取り車の仕入れ増加で1台当たりの利益が上昇したことに加え、販管費の抑制なども利益拡大につながった。
スタ・アリス <2305> [東証P] ★前期経常を21%上方修正・10期ぶり最高益更新へ、配当も20円増額
◆22年2月期の連結経常利益を従来予想の50億円→60.3億円に20.6%上方修正。増益率が0.7%増→21.5%増に拡大し、10期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。新型コロナウイルス感染再拡大の影響で売上高は計画を下回ったものの、撮影件数の伸び悩みに合わせた労務費コントロールの強化や費用支出の抑制など、経費削減を進めたことが奏功した。
業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の50円→70円(前の期は50円)に大幅増額修正した。
エスプール <2471> [東証P] ★12-2月期(1Q)経常は75%増益で着地
◆22年11月期第1四半期(21年12月-22年2月)の連結経常利益は前年同期比74.6%増の6.6億円に拡大して着地。障がい者雇用支援サービスで管理料収入が増加したほか、コールセンター向けの人材派遣が好調を維持したことが寄与。新規事業の環境経営支援サービスと広域行政BPOサービスが順調な立ち上がりをみせたことも利益拡大に貢献した。
川口化 <4361> [東証S] ★今期経常を20%上方修正
◆22年11月期の連結経常利益を従来予想の2.5億円→3億円に20.0%上方修正。減益率が35.1%減→22.1%減に縮小する見通しとなった。新型コロナウイルス感染拡大や半導体不足による自動車生産減産などのマイナス影響が想定より軽微なうえ、原材料高を受けて製品価格への転嫁を維持することが上振れの要因となる。
ナガイレーベ <7447> [東証P] ★今期最終を一転1%増益に上方修正・4期ぶり最高益更新へ
◆22年8月期の連結最終利益を従来予想の35億円→37億円に5.7%上方修正。従来の4.0%減益予想から一転して1.5%増益を見込み、一気に4期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。保有する投資有価証券の売却に伴い、売却益3億円を計上することが最終利益を押し上げる。
併せて、48万株(発行済み株式数の1.46%)または10億円を上限に、「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施すると発表。
しまむら <8227> [東証P] ★今期経常は5%増で2期連続最高益、10円増配へ
◆22年2月期の連結経常利益は前の期比28.3%増の505億円に伸びて着地。続く23年2月期も前期比4.8%増の529億円と2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。今期はグループ全体で35店舗の新規出店と16店舗の閉店を予定する。商品力と販売力の強化による客数増加を背景に、しまむら単体の既存店売上高は前期比2.9%増を見込む。また、短期生産の活用や仕入れと在庫のコントロール、値下げの抑制によって利益率も上向く計画だ。
併せて、前期の年間配当を220円→240円(前の期は220円)に増額し、今期も前期比10円増の250円に増配する方針とした。
⇒⇒★日米セットプラン2980円応援キャンペーン★
⇒⇒2022年4月7日までの期間中に「株探プレミアム日米セットプラン」をお申し込みいただくことで、通常月額3980円(税込)のセットプランを、解約しない限りずっと月額2980円(税込)でご利用いただけます。
⇒⇒日米セットプランをご契約中の方も(無料体験中を含む)、キャンペーン価格プランへ変更できます。
⇒⇒プラン変更希望の方は下記ヘルプをご覧ください。
株探ニュース