本日注目すべき【好決算】銘柄 マニー、山田コンサル、VTHD (5日大引け後 発表分)

注目
2022年4月6日 7時01分

5日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

マニー <7730> [東証P]  ★上期経常を一転24%増益に上方修正・2期ぶり最高益更新へ

◆22年8月期上期(21年9月-22年2月)の連結経常利益を従来予想の25.5億円→33.9億円に32.7%上方修正。従来の6.8%減益予想から一転して23.7%増益を見込み、2期ぶりに上期の過去最高益を更新する見通しとなった。中国やインドを中心としたアジアでの販売拡大や欧州における需要回復を背景に、売上高が計画を上回ったことが寄与。為替差益が増加したことなども利益を押し上げた。

山田コンサル <4792> [東証P]  ★前期経常を一転9%増益に上方修正、配当も8円増額

◆22年3月期の連結経常利益を従来予想の21億円→25.3億円に20.5%上方修正。従来の9.6%減益予想から一転して9.0%増益見通しとなった。利益率の高いコンサルティング事業で、持続的成長コンサルティングや事業承継コンサルティングを中心に案件の受注が伸びたことが寄与。

業績好調に伴い、前期の年間配当を従来計画の37円→45円(前の期は37円)に増額修正した。

VTホールディングス <7593> [東証P]  ★前期最終を6%上方修正・最高益予想を上乗せ

◆22年3月期の連結最終利益を従来予想の108億円→115億円に6.5%上方修正。増益率が2.3倍→2.4倍に拡大し、従来の8期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。コロナ禍のリスク要因を考慮し、業績予想を据え置いていたが、2月時点の業績動向や3月分の一部速報などを踏まえて見直しを行った。

進和 <7607> [東証P]  ★上期経常を44%上方修正・2期ぶり最高益更新へ

◆22年8月期上期(21年9月-22年2月)の連結経常利益を従来予想の20.8億円→30億円に43.9%上方修正。増益率が14.1%増→64.2%増に拡大し、2期ぶりに上期の過去最高益を更新する見通しとなった。中国の日系自動車メーカー向け大型プロジェクトの据付工事が順調な進捗により前倒しで売上計上できたことに加え、収益性の高い自社製品の販売が伸びたことなども上振れにつながった。

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