トーセイが続急伸、不動産再生事業の拡大で第1四半期最終利益は18%増益
トーセイ<8923>が続急伸。前日比9.9%高の1293円まで上値を伸ばし、約2年1カ月ぶりの高値に浮上している。5日の取引終了後に発表した22年11月期第1四半期(21年12月~22年2月)の連結決算(国際会計基準)で、最終利益が前年同期比17.7%増の36億2500万円となったことが好感されている。
不動産再生事業が収益を牽引した。24棟のバリューアップ物件と中古区分マンション41戸を販売したほか、保有する収益不動産の評価を見直したことにより、棚卸資産評価損の戻入を4億5600万円計上したことも利益を押し上げた。