バイク王&カンパニー---1Qは2ケタ増収増益、ホールセール、リテールいずれも好調で黒字化を継続

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2022年4月7日 9時58分

バイク王&カンパニー<3377>は4日、2022年11月期第1四半期(21年12月-22年2月)決算を発表した。売上高が前年同期比24.5%増の69.46億円、営業利益が同16.1%増の2.50億円、経常利益が同149.1%増の6.25億円、四半期純利益が同198.9%増の4.74億円となった。

中期経営計画初年度にあたる当第1四半期は、バイクの仕入において、効果的な広告展開、人員や体制の強化に努め、高市場価値車輌の中でもより需要が高い車輌を積極的に確保した。リテールは、マーチャンダイジング施策として商品ラインアップの適正化、店舗開発の検討、接客力向上、売り場改善による既存店の販売力強化および通信販売の強化を推進した。また、自動車学校や専門学校と連携し、顧客との接点の拡大や整備インフラの確保に加え、2022年3月には新たに店舗の移転・増床(1店舗)を実施した。ホールセールは、販売価格水準を維持するよう販売方法の工夫に努めた。また、今後の店舗開発や4月以降のバイクのオンシーズンに向けて販売車輌の確保に努めた。

これらの取り組みの結果、リテール台数は、既存店ならびに前期に開発した店舗が好調に推移し、前年同期よりやや増加した。また、ホールセール台数は、前期末に当第1四半期向け在庫を確保ならびに仕入が堅調であったため、前年同期よりやや増加した。車輌売上単価(一台当たりの売上高)は高市場価値車輌の中でもより需要が高い車輌を販売したことにより、前年同期より大幅に上昇し売上高は増収となった。加えて、平均粗利額(一台当たりの粗利額)が前年同期より大幅に上昇したため、売上総利益も増益となった。営業利益は、リテール、ホールセールいずれも好調により増益、経常利益以降の各段階利益は、関連会社からの受取配当金により、前年同期より大幅な増益となった。これらにより、課題であったバイクのオフシーズンの需要低下による第1四半期の赤字を解消し、黒字化を継続している。

2022年11月期通期については、売上高が前期比7.6%増の286.00億円、営業利益が同13.5%増の17.70億円、経常利益が同30.5%増の23.10億円、当期純利益が同31.3%増の16.10億円とする3月30日に公表した業績予想を据え置いている。

《ST》

提供:フィスコ

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