14日の株式相場見通し=続伸、米株反発受け投資家心理改善

市況
2022年4月14日 8時00分

14日の東京株式市場は主力株をはじめ広範囲に買い戻しが続き、日経平均株価は続伸となりそうだ。前日に日経平均は500円あまりの急反発をみせたが、きょうは一段と上値を追い、フシ目の2万7000円台を回復する可能性がある。前日の欧州株市場はECB理事会の結果発表を前に様子見姿勢で、主要国の株価指数が高安まちまちとなったが、米国株市場ではNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに尻上がりに水準を切り上げ揃って反発、ハイテク株に買いが向かったことを背景にナスダック指数は2%強の上昇をみせた。米長期金利の上昇が一服していることでマーケット心理が改善したほか、米企業の1~3月期決算発表が本格化するなか、好業績株を中心に株価水準を切り上げる展開となっている。東京市場ではこれを引き継いでリスクを取る動きが優勢となり、外国為替市場で急速に進む円安も自動車やハイテク株など輸出セクターの株価には、ポジティブ材料として作用しそうだ。

13日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比344ドル23セント高の3万4564ドル59セントと3日ぶり反発。ナスダック総合株価指数は同272.015ポイント高の1万3643.587だった。

日程面では、きょうは韓国中銀の金融通貨委員会、トルコ中銀の金融政策決定会合、ECB理事会の結果発表及びラガルドECB総裁の記者会見、3月の米小売売上高、3月の米輸出入物価指数、4月の米消費者態度指数(ミシガン大学調査・速報値)、2月の米企業在庫など。なお、フィリピン、タイ、インド市場は休場。

出所:MINKABU PRESS

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