アコレードが決算受け急落 大口顧客を失う=米国株個別

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2022年4月30日 3時05分

アコレード<ACCD>が急落。同社はクラウドベースで医療アドバイスを手掛ける。前日引け後に1-3月期決算(第4四半期)を発表し、売上高は予想を上回ったものの、1株損益の赤字は予想以上だった。また、ガイダンスを公表しており、通期の売上高見通しが予想に届かなかった。また、大口顧客であるコムキャスト<CMCSA>を失ったことも失望感を強めている模様。

先日は同業種のテラドック・ヘルス<TDOC>が決算を受け急落していたが、ヘルスケア・ソフトウエア業界は先行きに不安感が強まっている。

アナリストからもネガティブなコメントが出ている。「通期見通しの下方修正は覚悟していたが、コムキャストを失ったことは予想外の一撃であった。大口顧客の喪失が一過性であることが明らかになるか、他の大口顧客の獲得が発表され信頼が回復されるまで、同社のマルチプルの重石となりそうだ」と述べた。

(1-3月・第4四半期)

・1株利益(調整後):-0.51ドル(予想:-0.41ドル)

・売上高:9380万ドル(予想:9166万ドル)

・粗利益率(調整後):54.4%(予想:51.8%)

・EBITDA(調整後):180万ドル(予想:-569万ドル)

(4-6月・第1四半期見通し)

・売上高:8100~8300万ドル(予想:8390万ドル)

・EBITDA(調整後):-2000万~-2200万ドル(予想:-1780万ドル)

(通期見通し)

・売上高:3.50~3.65億ドル(予想:3.87億ドル)

・EBITDA(調整後):-3500万~-4000万ドル(予想:-4530万ドル)

(NY時間13:48)

アコレード<ACCD> 6.20(-4.86 -43.94%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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