ジローが決算受け時間外で9%下落=米国株個別

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2022年5月6日 6時45分

不動産情報サイトのジロー<ZG>が引け後に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、売上高は予想を上回ったものの、1株利益は予想を下回った。EBITDAは予想を上回っている。利上げ前の消費者の駆け込み需要で住宅市場では過熱感も高まっていた中で、同社の広告事業が好調だった。

同社は不動産をリノベ―ションして売却するホーム・フリッピング事業を11月に突然閉鎖し、中核となるマーケティング事業に再度焦点を当てた。広告事業はその撤退費用を賄った格好となっている。

ただ、株価は時間外で売りが強まっている。同社のバートンCEOはインタビューで「市場は完全に軟化している」と述べたことが嫌気されている。住宅ローン金利の上昇が米住宅市場を冷え込ませるという投資家の懸念をかき立てた格好。

(1-3月・第1四半期)

・1株利益(調整後):0.06ドル(予想:0.25ドル)

・売上高:42.6億ドル(予想:33.9億ドル)

・EBITDA(調整後):2.20億ドル(予想:1.56億ドル)

(NY時間17:29)時間外

ジロー<ZG> 35.32(-3.73 -9.55%)

出所:MINKABU PRESS

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